(サムネイル:ミズノ公式サイトより引用)
野球をする上で今やかかせない道具となったバッティンググローブ。
ミズノから発売されている最高級(ミズノプロ)のバッティンググローブにはパワーアークとモーションアークの2種類があります。
今回はその2種類のバッティンググローブの特徴や使用選手についてまとめてみました!
目次
パワーアークってなに?
パワーアークはミズノのバッティンググローブの代表ともいえる製品で、ミズノの製品を使うプロ選手の多くが、このパワーアークモデルのバッテを使っています。
個人的主観では、ミズノのバッテを使うプロ選手のなかで95%がパワーアーク、モーションアークが5%くらいです。
NPBではミズノのシェアがトップですし、パワーアークは「プロで一番多く使われているバッティングローブ」といえるでしょう。
イチロー選手や松井秀喜選手などもこちらのモデルを使用していました。
パワーアークを使う選手
現在のNPBで例を挙げると、筒香嘉智選手、中田翔選手、山川穂高選手などがパワーアークを使用されています。

他にもこんな選手が使用!
- 宮崎敏郎選手
- 桑原将志選手
- 青木宣親選手
- 村上宗隆選手
- 雄平選手
- 上林誠知選手
- 近藤健介選手
- 大田泰示選手
- 大山悠輔選手
- 高山俊選手
- 糸原健斗選手
- 中谷将大選手
- 荒木雅博選手
- 井端弘和選手
- 高橋由伸選手
- 鈴木誠也選手
- 西川龍馬選手
- 新井貴浩選手
- 長野久義選手
- 小笠原道大選手 など…
どんな製品?
ミズノのパワーアークというのはこちらのバッテのことを言います。
「高校生用」カラーもあります。毎年甲子園でも多くの選手が使用しています。
「ダブルベルト」のモデルもあります。

特徴は?
パワーアークのバッテは、何と言っても指に付いているシリコンが特徴的です。
そして革が比較的しっかりしていて、強いこと。少し厚めで、破れにくいです。
そして洗えること。(後述するモーションアークは洗えません。洗ってしまうと使えなくなってしまいます。)
(以下ミズノ公式サイトより引用)
■ダイヤエンボスシープレザー
天然皮革のウィークポイントであり、多くの選手が気にしている汗によるグリップ力低下を軽減させたシープレザー。ウォッシャブル加工を施すことで、汗などによる革のダメージを軽減し、ロジンテック加工を加えることで、ドライ時はもちろんウェット時も高いグリップ力を保ちます。![]()
■指先独自縫製
ミズノ独自の指先立体縫製により、指先との密着感が一段とアップ。指先からの力がスムーズにグリップへ伝わります。![]()
■パワーフレイムライン
人差指から手の甲、さらに親指の付け根にかけてシリコーン樹脂パーツを配置しました。中指・薬指・小指のみならず、人差指からもテンションをかけることで、更なる振り返す力を生み出します。指先から握り込む選手も含め、あらゆる握りに対応します。![]()
■パワーアークライン
中指・薬指・小指から手の甲部分にシリコーン樹脂パーツを配置しました。とくに曲がりの大きな拳部分にテンションをかけることで、握り返す力を生み出し、グリップを強力にサポート。更に指マチ部分にシリコーン樹脂パーツを延伸することで、スイング時のズレを軽減し、インパクト時のパワーを逃がしません。![]()
■ワイドロングベルト
横開き部分を広げたワイドベルトを採用。手首をしっかりサポート/ガードします。![]()
モーションアークって何?特徴は?
モーションアークはこちらのバッテです。



モーションアークを使用する選手
- 菊池涼介選手
- 田村龍弘選手
- 亀井善之選手
- 江越大賀選手
- 小島脩平選手
どんな特徴?
モーションアークは「素手感覚」を重視した製品だといえます。
手のひらの素材がソフトシープレザーを採用しており、薄くて柔らかいです。
「手のひらの感覚を大事にしたい!」「薄めの手袋がいい!」という人にはモーションアークがおすすめです。
それゆえ耐久性はパワーアークに劣ります。
モーションアークは洗うことができませんが、少しの汚れを落とすための多少の水分なら全然問題ありません。
洗濯機に入れてしまったり、水につけてジャブジャブ洗ってしまうと、使い物にならなくなります。
1セット6000円もしますので、練習用で使うことはおすすめしません。
(以下ミズノ公式サイトより引用)
■ソフト&ライトシーブレザー
限りない素手感覚を実現する為に、シープ独特の柔らかさと軽さを兼ね備えたレザーを採用。掌だけでなく、指マチ部へも採用することで、フィット感を一段とアップさせました。![]()
■指マチ3Dカッティング
グリップ時の手の形状に合わせ、指マチから掌にかけて立体的な設計を施すことで、更なる素手感覚を実現。掌側のしわをも軽減させ、手と手袋の一体感をアップさせます。
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■モーションアークライン
握り込む際の皮膚の変形挙動に合わせた手甲のカッティングを再現。またグリップ時にテンションのかかる箇所へ伸縮素材を配置することで、グリップ時のストレスを緩和し、限りなく素手感覚に近づける手袋へ。
ハイブリッドモデルもあります!
「デザインはパワーアークが好きだけど、手のひらはシープがいい!」というワガママさんのために発売されているのがハイブリッドモデルという商品。
プロ選手でもハイブリッドを使用されている選手は結構おられます。
パワーアークはオーダーもできるので、その時は自分の好きな素材を選択することが可能です。
他社でシープを使っている製品(モーションアークと似た製品)
ミズノ以外の会社からも、柔らかいシープレザーを採用している商品が発売されています。
アディダス
こちらはアディダスから発売されているバッテです。(坂本勇人選手や山田哲人選手が使用しています)
ZETT
アシックス
どっちを買おうか迷っている人へ
どちらを買おうか迷われている方、私はパワーアークをおすすめします!
やはりプロ選手もたくさん使われていますし、革も丈夫で比較的長く使えます。高校野球の甲子園大会でもパワーアークは非常に多くの選手が使用しています。
スポーツショップで一度付けてみて比べてもいいと思います。
お好みのカラーが売ってなければ、値段は張りますが好きなカラーでオーダーすることも可能です。
パワーアークがモデルチェンジ!
2019オールスターでは新しいタイプのパワーアーク(パワーアークLI)が解禁されていました。(別記事で詳しく紹介)
2019年冬から発売されています!

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